Bathroom

Bathroom

ツアーから帰って,しばらく次のツアーまで時間があるときは,たいてい数日ボーッと過ごしてしまうが,今回は復帰するまでに,いつもよりかなり時間がかかった.その間も,まあちょこちょこと,ベトナムから帰ってきたLED機材を受け取ったり,毎日娘を保育園に迎えに行ったりと,リストラされたお父さんみたいなことはしていたのだけれど,ようやくここに来て身体を動かす気になった.
それで,ここ3日間専念していた作業は,自宅(賃貸マンション)の浴室の塗り替え.もちろん,大家さんには内緒.
実は,ここ数ヶ月,2歳半の娘がお風呂に入るのを嫌がっていた.アレルギーがある彼女は,毎日入浴すべきなのだけれど,どうも天井に少し広がっていたカビ/シミが何かに見えて怖いらしい.
とにかく何と言おうが怖いようで,それを怖くないと言い聞かせても効果はない.怖いものは怖い.
なので,娘が楽しく入浴するためには,浴室をぴっかぴかの楽しいお風呂にするしかなかったわけだが,これまで其の為のまとまった時間がとれなかった.
そこでこの社会復帰のリハビリに,自宅浴室のリノベーションを敢行.
久々にホームセンターに行ってみれば,マスキングテープ付きの養生紙が格安で売っているし,近所の画材屋に行けばスポーツ飲料のような袋詰めでジェル・メデュウムが売っている.アクリル絵の具とモデリング・ペーストやマット・メデュウムなど,昔々に親しんだ画材を改めて確認しながら買って帰って,風呂場でペタペタ塗っていると,思っていた以上に楽しかった.調合して選んだ色が筆の先から広がっていって,かなり長期間ここにとどまるかと思うと,嬉しくなる.
こういう仕事は,「自分」を維持するために必須だなぁ.
さて,9月にはRefined Colorsヨーロッパツアー,10月はダムのMelbourne公演,11月はEaさんのアメリカ公演と,8月末まで図面とメールのやりとりが目白押しのスケジュール.またコンピューターの前に座り続ける日々が戻ってくるのだねぇ.
写真は,ぴっかぴかのお風呂場の天井と配管(と,アヒル達).

International

今日は1日中,北朝鮮が発射したミサイル7発で持ち切りの日本.
しかしアメリカはなぜ,北朝鮮に対しては,こんなにも寛容なんだろう.大量破壊兵器も核も持っていないといっていたイラクには,話をでっち上げてまで侵攻し,またイランに関しても同じようなことをしそうなのに,ミサイルはあるし核もあるぞと,大声でアピールしている北は放ったらかしで,できれば中国にお任せしたい様子である.やっぱ,石油出ないしなぁ.
そういえば,とある雑誌で,ブッシュ大統領に肯定的か否定的かというアンケートを,東京のサラリーマンにやっていて,肯定的に思うと答えた人が30パーセントもいてぶったまげた.その理由というのが,「おだてておけば困った時に助けてくれそう」とか「まっすぐではっきりした意見の持ち主だから」とか,頭を抱えたくなるようなものである.そのまっすぐで頼れるおっさんの命令で死んでいった何万もの人(アメリカ人兵士も含む)は,たまったもんじゃないよ.
しかし,馬鹿でも自分の利になるならおだてて持ち上げりゃいいや,という腐った思考が,とても日本人らしいとすんなり思えるのも,何だか嫌なもんである.結局,まだイランもイラクも対岸の火事なのかな.
話は変わるが,先日訳があって,手持ちのユーロを円に替えた.といってもたいした額ではないが,この,僕が住んでいる国際観光都市だという京都で,まずはなかなか両替できるところが見つからない.結構街中の,周りに名所旧跡といわれるところがいろいろある場所なのにである.
ある銀行など,円からドルの両替はお受けしているんですが...という始末.やっぱここはアメリカの植民地か.
それで,やっと見つけた銀行では,わずかな額(日本円で数万円)の両替に,書類を書いて15分くらい待たされる始末.おいおい,アジアの主要な都市なら,10分の1くらいの時間と労力で両替できるぞ.
白人で英語を話す外国人以外は,思いっきり入国しづらいこの国だけど,国際観光都市だと大声で言っている都市内くらい,もう少し便利になって欲しいもんだ.
そんな中で一つ嬉しかったのが,近所に新しくできた,町屋をリノベしたゲストハウス.
http://gh-project.com
もともと旅館だったところがそのうち外国人用の下宿になり,その後3年ほど空き家として放りっぱなしだったところを,今回リノベしてゲストハウスとしてオープンするらしい.こんなところに?!というかなり便利で意外なロケーションといい,京都らしい鰻の寝床な造りに,京都の町屋らしい内装と坪庭,ドミトリーは1泊2500円という値段もベリーナイス.
サイトのリンクを見て驚いたのだが,京都市内だけでもかなりの数のゲストハウスがある.さんざんゲストハウスを利用しておきながら,GHといえば海外のもんで日本にはあんまり無いと思っていた自分が,かなり時代遅れだと思い知らされる.玄関のオープニングの告知を見て,ついふらふらとお邪魔した妻と娘と僕に対して,オープニング直前の各部屋をわざわざ案内してくれた若いおかみさん(たぶん)に感謝.
エントランスにBarも併設されているので,そのうちまたお邪魔します.
結局,こういう独立した個人が自分の事で動いて,その結果,国際的な街を作っていくのだと思いました.市や国は,それをちゃんとサポートすればいいのに.

GALA PERFORMANCE

7月8日:
京都芸術センターで,6月5日から7月2日まで行われたダンスワークショップの講師陣による,オムニバス公演「GALA PERFORMANCE」を観る.
坂本公成+森裕子
納谷衣美×山下残
黒子さなえ
砂連尾理+寺田みきこ
セレノグラフィカ
関西のダンスをあまり知らない僕でも,聞いた事のあるラインナップ.すべて20分程度作品だが,だからこそ個々がよくわかる気がする,とてもお得な公演.
初めて観たアーティストもいるし,これらの作品が個々のアーティストのすべてとは到底言えないと思うが,今回観た限り,
一緒に仕事するなら「坂本公成+森裕子」. (というか,もう既にRefined Colorsを一緒に作っている...ちなみに10月初めに滋賀大津での公演とWS決まりました.)
ファンクラブに入るなら,「納谷衣美×山下残」.
身体が良く動いたり,さまざまなメソッドを知っているだけでは,面白い作品は作れないし(黒子さなえ),仮に作ったとしても,それがまるで公務員の仕事みたいに無難なものだと,全然わくわくしない.(砂連尾理+寺田みきこ)
セレノグラフィカは,もう少し引いて全体を見る視点があった方が良いんでないのと思うが,この一つの作品にいろいろなバージョンがあるらしいし,面白かったので,次の機会があればぜひ見てみたい.
という,これが個人的感想.あくまでも,僕の私的感想です.
それで最も印象に残ったのが,折り込みチラシに挟まれていた,「高嶺格」9月初めアイホール公演のチラシ.

A fairy tale?

7月14日:
梅田芸術劇場で,維新派の「ナツノトビラ」を観る.
http://www.ishinha.com/index.php
屋内で観る維新派の公演は,京大西部講堂で観た,庭に大きな木がある話と,確か「流星」だったと思うが,梅田の学校の体育館跡での作品,そして数年前の新国立の公演,に続いて4度目.
さて今回は梅コマである.あまりにも普段の演目とのギャップがあって,それだけで痛快な感じがある.
ただ,どうもずっと違和感を感じていたのも事実.
単刀直入に書くと,野外でない維新派は,どうにも毒気を抜かれたように感じた.
変な例えだけど,僕にとって維新派は,「ゲゲゲの鬼太郎」みたいなイメージがあった.異形のファンタジーだが,その底には何かが深く影を落としている.「鬼太郎」でいえば,レイテ島で戦死した兵士の髑髏が,ジャングルの木々の成長と共に持ち上げられて,高い梢に野晒しになって笑ってる,みたいな,そんなような毒気が纏わりついているイメージ.
ところが,昨日観たのは「トトロ」だった...
トトロを否定するわけではない.全然ない.全くない.
事実,日本を代表するアニメだし,世界的にも受け入れられているクォリティー,昨日の舞台にしても,勇壮なセット,音の粒が際立つような音響,影と一体になった照明,独特の役者.紛れもない「維新派」の公演.
でも,いつのまにか毒気は抜けていた.(現代日本らしいヒトゴロシは表象されていたけれど,全編に漂うノスタルジーに掻き消されて,繰り返し消費されるイメージになっていた.)
もしかしたら,ずいぶん前からトトロを観ていたのかも知れない.それはそれで十分楽しめるし,また観てみたいだろう.
それに「野外」の気が,影を添えていたんじゃないのか...だとしたら,そこも松本さんのクリエーションの秘密というか手法であり,その一点で,やはり維新派は「野外」で観たいと,再確認した次第です.
ちなみに,終演後久々にUさんと,焼き鳥屋で一杯.阪急の急行終電に乗って,京都に戻る.
楽しゅうございました.

The world’s policeman

レバノンは,相当酷いことになっている.
しかしあくまでもイスラエル擁護を続けるアメリカを見ていると,何が世界の警察かと...
党派を問わず,ユダヤ資本のロビー活動に議員生命をコントロールされている政治家しかいない国が,世界で唯一の超大国であり我らが日本の庇護者にして世界正義の体現な訳だ.要するに村の警察職員すべてが,ヤクザの組の世話になっていて,そいつらのすることは見て見ぬふりと...そんな世界に住んでるばかりか,その警察の末端組織の一員な訳ですな,僕ら日本国民は.
今回のイスラエルの暴発は,占領地からの撤退に反対するイスラエル政権右派による,計画的なものだとか.何とか中東諸国との平和的共存路線で国を維持しようともくろんでいた,シャロンのプランは吹き飛んでしまった.そのプラン自体,既にどうしようもないものだったけれど,いまの事態は輪をかけて悪い.
キリスト教徒も多く住むレバノンの攻撃に関して,アメリカのキリスト教原理主義者が,反対しないばかりかそれを容認し煽っているように見えるのも,頭がいかれているとしか思えない.そんなに,イスラエルが大戦争に突入することが大事か...
衛星放送で観ている限り,アメリカ・CNNとドイツ・ZDFはイスラエル側からのレポートばかりでレバノンの状況をなんら伝えていない.CNNなんか今朝の時点で「レバノンでは少なくとも1名以上の死傷者が出た模様.」とか言っていた.イギリス・BBCとスペイン・TVE並びにアメリカ・ABCは,レバノンに入った国連スタッフのレポートを流していた.
今日は,日本のニュース番組を見ていないけれど,この国ではどこまで報道されていたんだろう?
いまの日本人が,デモなどの街頭での直接行動を苦手とするなら,無理して出なくてもいい.街に出ることだけが抗議の手段じゃない.とにかくどんな方法でも,反対表明をしていかないと,僕たちはヒトゴロシの片棒を担ぎ続けたまんまだ.

Lebanon

Lebanonからのレポート,
http://signs-of-the-times.org/signs/editorials/signs20060719_NotefromLebanon.php
が,mixi内で日本語に翻訳されていた.
使用,再配布,改良,何でもありという事なので,とにかくそのまま貼り付けます.
これがどこまで現状を伝えているのか,判断は個人の自由.
僕は,主に日本語にしかアクセスできない人たちに,このレポートが少しでも広がる事が大事だと思います.
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レバノンより
by ラニア・マスリ; 2006年7月17日
http://signs-of-the-times.org/signs/editorials/signs20060719_NotefromLebanon.php
皆さんが心配していただいているというお手紙に感謝します。
確かに私はレバノンにおります、そして、どこかしらの国が攻撃を受けているという状況のなかで生き延びているという意味では、安全にしております。
まず、皆さんに申し上げたいことは:私たちには世界からの怒りの声が必要だ、ということです。
水曜日(7/13)以来、私たちは悪意のある、不正な攻撃に曝されており、これはより激しくなってきています。
悪意のあるというのは、多分皆さんは西側のメディアが報道しないので知らないかもしれません。これらの写真も西側が印刷しないので見ていなかったかもしれません。
(メディアは写真があることは知っているのですが、これを印刷しようとはしないのです。)
写真はここでご覧ください。http://www.angryarab.blogspot.com/
攻撃ということでは、インフラの損害レベルは1982年のイスラエルによる侵攻によるものを超えています。
各空港は攻撃を受け、旅行には適さなくなりました。主要な空港は(唯一の商業空港ですが)数日に亘って何回も攻撃を受けました。より小規模な軍用空港は、これらのどれもここ何年も使用されていませんでしたが、これらも攻撃され使用不能になりました。
南部から北部に至るまでの各港はイスラエルによって攻撃を受けてきました。
まずはじめに、ジョウニエ港が爆撃されました。
(これについては少し突っ込んだ疑問が湧きますが:アメリカ、フランス、イギリスやイタリア、これらの政府は在レバノン市民に避難を呼びかけたわけですが、どうやって彼らを避難させたのでしょうか?)
数カ所の主要な石油集積所や発電所も破壊されました。
この国の全ての石油集積所は破壊されるおそれがあるという噂まであります。
国内の主要な橋も破壊されました。正確には64の橋です。
どこの橋を渡ろうかなどと言うことは、次のターゲットにされる怖れがあるために口に出すことも躊躇しなければなりません。
この国の主要な交通要所が南部から北部に至るまで破壊されてしまいました。
これは、何を意味すると思いますか?
これは、レバノン国内全てに亘って主要都市間を旅行することは物理的に不可能ということを意味します。
誰も国を出てシリアに行くことも出来ないのです。もっと重要なことは、誰も単に安全にある地域からある地域に移動することもできないのです。
街から街への移動も困難であり、特に南部では村の中でも、ある場所から別の場所への移動ですら危険になっています。
一つの主要道路がまだ使用されていますが(北ベイルートからトリポリに向かう高速道路です)、昨晩からイスラエルはシェッカにあるトンネルを爆撃すると脅しています。
これによって、この主要道路も使うことは、ジュベイル/ビブロスから北部へ、またはその逆という移動も不可能ということになってしまっています。
(基本的なレバノンの地理を言いますと、レバノン中央部から北部へと向かう場合の主要都市は:ベイルート、ジョウニエ、ジュベイル/ビブロス、バトロウン、シェッカ、トリポリということになります。)
この南部の村への攻撃は特に悪意のこもったものと言えます。
イスラエル軍は攻撃対象の村々に避難を呼びかけましたが、その一方で村民が避難する道路を破壊していたのです。
メッセージは明確と言えるでしょう。
『家を出ろ、我々はお前達を殺す。家に居ろ、我々はお前達を殺す。』
彼らはこの両方をやったのです。
これは全体で何を意味するのでしょうか?
イスラエルはレバノン国民を「逃亡」しないように国内に縛り付けて、恐怖によって服従するように仕向けています。
これはテロリズムであり、それも最も純粋な形のテロリズムです。
イスラエルは、この国の全ての主要なコミュニティを攻撃しようとしていますし、我々を孤立させて、食料や医薬品の欠乏や他の生活必需品不足に追い込むことによって序々に「降伏」させようとしているのです。
既に多くの村や主要都市であるソール/タイレでは生活必需品の不足を表明しています。
悪意があるのです。イスラエルの攻撃はインフラに限定されることも無く、「意図的」に市民も標的にしているのです。意図的にやっています。
南部の家々は意図的に標的にされ、攻撃を受けたのです。彼らの意図をどうやって証明しましょうか?
幾つかありますが、まずは平原において爆弾が野原に落ちずに家々に命中しています。我々は1996年のカーナ虐殺において、この種の高精度爆撃を見てきました。この時は、イスラエル攻撃軍は市民が隠れている国連の駐屯地帯を爆撃したのですが、軍は国連スタッフの居住地域の近くはおろか駐屯地を囲む樹木でさえ爆撃しませんでした。
南部では人々が家族ごと殺されました。個別の攻撃によって、4つの家族が、お父さんもお母さんも子供も、虐殺されました。
彼らの体は千切れ、顔は焼けただれていました。
これは、イギリスのインディペンデント紙による攻撃の第一報ですが:
『イスラエルの戦闘機が”まずレバノン南部の都市、ナバティア近郊の小村ドゥウェイルに飛来し、次に爆撃機がイスラム教シーア派の宗教指導者の家に一発の爆弾を落とし、この指導者は死亡した。彼の妻および8人の子供たちも同様に死亡した。
一人は首が落ちた。村人が発見できたのは、一人の赤ん坊の頭部と胴体だけであり、一人の若者がカメラの前でこれを示して怒りをあらわにしていた。
その後、爆撃機はドゥウェイルの別の家に行き、今度は7人家族を吹き飛ばした。”』
とあります。
第5波の攻撃において、イスラエルのテロリスト軍は4家族の住む建物を爆撃しました。生存者は誰もいませんでした。
別の攻撃では、ある家族がイスラエル戦闘機から撒かれた避難を呼びかけるビラを見て国連の建物に避難しようと向かいました。ところが、国連はこの家族を追い払いました。家族が国連の建物を去ろうとしたとき、彼らのバンは爆撃され、粉々になって飛び散ってしまいました。
www.angryarab.blogspot.comで写真を見てください。見てもらいたいのです。
このような虐殺は延々と続けられてきています。そして、このような虐殺の歴史は、覚えておいて欲しいのですが、イスラエルの侵攻の歴史においてはとくに珍しいものではないのです。
悪意に満ちた、野蛮で怖ろしく、不正なことです。正義ではないのです。
銘記しましょう:イスラエル軍によるレバノン国境への攻撃は、イスラエルの兵士の拘束に伴って水曜日から始まったわけではありません。ここ一ヶ月間以上に亘ってイスラエル軍は国境地帯で実弾演習を行ってきましたが、このときにレバノン人の羊飼いが殺されています。
これに対する「国際社会」の反応は?・・沈黙でした。
また銘記しましょう:イスラエルは自国の監獄にレバノン人を収監し続けています。そしてヒズボラからの要求はここ数年に亘って明確です。ヒズボラは囚人の解放のために活動するということです。レバノン人だけがイスラエルの監獄に入れられているわけではありません。ここには数千人のアラブ系の囚人がいるのです。
イギリスのガーディアン紙による不正確なレポートに対して、ヒズボラの総務長官であるハッサン・ナルサッラ氏は極めて明確に、ヒズボラはこの2人のイスラエル兵士を交渉の材料に使うと述べ、特定の条件は明らかにしていません。
彼は、イスラエル国内のアラブ系囚人の解放があるときにのみ2人の兵士を解放するとは言っていないのです。
もう一つ銘記します:イスラエルは意図的に放置したレバノン南部における40万発におよぶ地雷の配置図を引き渡すことを拒否しています。これらの地雷は継続的にレバノンの子供を殺しているのです。
ヒズボラの行動に賛成するか否かに関わらず、ヒズボラの行動をリアクションと見るか扇動と見るかに関わらず、イスラエルによる攻撃は(ヒズボラの行動に)釣り合ったものではありません。
具体的には、ヒズボラがイスラエル兵士を誘拐したとして、イスラエル軍は市民に対する意図的な攻撃を行ってきており、違法でテロリストじみた懲罰を国全体に対して行おうとしているのです。
『(イスラエルの)軍総督であるダン・ハルーツは”(レバノンにおいて)安全なところはどこにもない。、、それだけだ。”』と語った。(ガーディアン紙による)
もう一度申し上げましょう。我々は皆、レバノンにおける状況は悪くなると見ています。また、より多くの虐殺およびレバノンの基本インフラの破壊が行われると見ています。
** オーストラリアやドイツで人々が抗議の声を上げています。アメリカでも抗議しています!レバノンの人々に共感して抗議しています。—レバノンの人々は暴虐を前に団結して立ちふさがっているのです。分断は政治家から生まれるものであり、人々の間から生まれるものではありません。
パレスチナの人々に共感した抗議も行われています。—パレスチナの人々はイスラエルの暴虐を前にして強く耐えてきました。
アメリカ人としては、特に責任があるのです。なぜかというと、これらの虐殺と破壊に使われた武器は、アメリカ人の税金のドルで支払われており、ジョージ・ブッシュと言いなりの議会によってこれが支持されているからです。
** これらの写真をお住まいの地域の地方紙に提供してください。地方紙の記者に会って、レバノンで何か起こっているかを話してください。www.electroniclebanon.netの最新記事を見てください。公平な報道を要求しましょう。殺されているレバノンの人々は名前も顔もあるのです。
(集まった詳細な情報はお分けします。)
** 国会議員に電話して、即刻および無条件のイスラエルの暴虐の停止を要求しましょう。
最後にもう一つだけ皆さんに:南部にいる友人にはいつも電話をしていますが、全く同じコメントが返ってきます。それは、
『私たちは強いし、逆境に負けはしない。私たちは勝つ。魂の強さは抵抗のための最強の武器なのだ。』
というものです。
Rania Masri rania.masri@****
El Koura, Lebanon
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Nishisugamo

東京方面の方.
もうすぐの事ですが,こういう催しがあるそうです.
お時間のある方は,是非.
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■にしすがも創造舎 Camo-Cafe Vol.2
【緊急企画】ベイルート、真夏の夜の(悪)夢
       −レバノンに捧ぐ短編映像作品上映&トーク
日時:2006年8月5日(土)18時スタート
会場:にしすがも創造舎 Camo-Cafe (校舎2Fサロン)
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今世界で最もダイナミックなアートの胎動を遂げる都市のひとつベイルート。
しかし今、ベイルートを含むレバノン全土は、イスラエル軍による攻撃で
危機的状況に直面しています。
東京国際芸術祭2007では、在レバノンの気鋭のアーティスト、
ラビア・ムルエの新作(国際共同制作、世界初演)を計画中ですが、
このような危機的状況に対し、改めてレバノンのアーティストたちへの
連帯を表明すべく、日本のアーティストやアート関係者とともに、
Camo-Cafe 緊急企画を開催いたします。
世界の舞台芸術界のみならず現代美術界でも大きな注目を集める
気鋭のアーティスト・演出家ラビア・ムルエ、
東京フィルメックス2005など世界の映画祭で高い評価を受ける
映画監督ジョアナ・ハジトゥーマ&カリル・ジョレイジュをはじめ、
レバノンが生んだ世界のトップ・アーティストの短編映像作品を特別上映。
日本初公開作品も含む必見の内容です。
特別ゲストには、つい先日まで戦火のベイルートで研究を続けていた
アラブ映画専門家・佐野光子さん、パレスチナの劇団とのコラボレーション
を経てますます世界にコミットするアーティスト・椿昇さん、
レバノン・ベイルートの様々な断片を写真におさめる写真家・松嶋浩平さんら、
中東・レバノン×アートの目撃者・活動家が集結。
最新映像&トークで、レバノンを語りつくします。
Camo-Cafeならではの、アラブ風ドリンク付。是非、お運び下さい!
■特別上映作品■
「Face A / Face B 」 by ラビア・ムルエ
「魂と血をもって」 by ラビア・ムルエ
「Rounds」* by ジョアナ・ハジトゥーマ&カリル・ジョレイジュ
「灰」* by ジョアナ・ハジトゥーマ&カリル・ジョレイジュ
ほか   * 日本未公開作品 
■Camo-Cafe トーク■
ゲストトーカー:
佐野光子(アラブ映画研究者/在ベイルート)
椿 昇 (アーティスト) (予定)
松嶋浩平(フォトグラファー)   ほか
ホストトーカー:
相馬千秋(ANJ/東京国際芸術祭 国際プログラム担当)
■Camo-Cafe メニュー■
レバノン産アニス酒、赤・白ワイン モロッコ風ミントティー etc. 各300円
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開催概要 http://anj.or.jp
▼日 時:2006年8月5日(土)18時スタート
▼会 場:にしすがも創造舎 Camo-Cafe (校舎2Fサロン)
     地図はこちらから http://sozosha.anj.or.jp/map/
▼入場料:1000円(1ドリンク付)
▼申込方法:なるべく事前にメールにてお申込下さい。c-soma@anj.or.jp 
タイトルは「Camo-Cafe Vol.2参加希望」とご明記ください。
▼お問合せ:NPO法人アートネットワーク・ジャパン 
tel : 03-5961-5200  fax : 03-5961-5207 c-soma@anj.or.jp (担当:相馬)
主催/NPO法人アートネットワーク・ジャパン 
協賛/松下電器産業株式会社