MU theatre

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9月13日:
Budapest MU theaterでの公演終了.120席の客席が2回の公演ともほぼ埋まり,反応も良かったので一安心.急な調整で,無理やり僕たちのツアー行程にあわせて喚んでくれたところなので,広報もあまり時間がなかっただろうに,何とかなって良かった.
しかし,PrahaもBudapestも,劇場側はどれだけお客さんが来てくれるのか,本番当日開演前まで,まったく把握していないようだ.前売りという制度が定着していないのか?どちらのプロデューサーも,どれくらい来てくれるのかなと尋ねたら,「それは開演の十分前まで,誰にも分からない」と,天に祈っていた.そんなことで大丈夫か,と心配にもなるが,まあ所変われば品変わるで,いろんなやり方がある.
確か,シチリアだったと思うが,前売りの方が当日券より高かった.確実に席が取れるからだというが,それで誰も当日までチケットを買わないので,どれだけ人が来るのかまったく分からない.でも,指定席券と考えれば,交通機関などは前売りが高いか...いや,飛行機だとこの頃「早割り」なんてのもあるし...
まあともかく,どちらにしても入場収入だけで公演を成立させる事は,どこでも困難.そういう意味では,ほとんどは商売として独立して成り立っていない.古くはパトロネージュ,今では行政や企業の社会貢献と名を変えているけれど,そういうものと関係するか,もしくは劇団四季みたいに,とことんエンタメで不特定大多数を喜ばす事だけ考えて邁進するかな訳だ.あれはあれで,すごい事だと思うけれど,ほとんどがブロードウェーのコピーというのは,いかがなものか???Japanese Broadway Copy Companyとかに変名したほうが,分かりやすいんではないかな.
写真は,やはり深いBudapestの地下鉄,MUの客席と提灯のぶら下がったガーデンカフェ,初日公演前のフォト・コールの様子.テレビも含めて,かなりの取材が来てくれた.

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