アートスクエアーでのesquisse quartettoコンサートは,楽しく終了.LED12灯だけ,仕込みからオペレーションからバラシまで,一人でできる範囲の仕事としては,それなりにうまくいったと思う.これもLEDの特性を活かしたといっていいかな.
帰りに,長年良いデザインのモノを探していた,ブタの蚊遣りに遭遇.速攻で購入.今は,ウチに鎮座ましましている.なかなか可愛い.
6月1日は,とある照明のシンポジウムに参加するが,これが非常に残念な感じのもの.
会場は大学で,産学協同何ちゃらとうたっているが,まがりなりにも劇場舞台関係のメーカーが主催して,それなりのゲストや世界初お目見えの新機材のデモなんかあったわりには,舞監もMCもいない.自分が参加しておいて,悪口を言うのもダメな話だと思うが,いい加減なことをしていては,「こんなもんで良いのか」と学生は世間をなめるし,お金を出してる企業も報われない.まあ,企業は自業自得だが...しかし,そこのお客は舞台やテレビの業者さんつまりその手のプロが多いわけで,そんなことは百も承知のはずなのに,あんなイベントの仕切り方をしてしまうのは,ヤバすぎるんじゃないかなぁ.
学生と業界のプロの両方を,ちゃんと満足させるための補助線にアートを使う,というのは良い考えだと思うけれど,それ相応の覚悟で取り組まないと,どちらからも突き放されてしまう.その辺りがわからない,舞台関係のメーカーって???
まあ僕としては,かなり好きな会社であるHigh End Sysyem社のCEOやテクニカルの方といろいろ話せたし,それぞれに活躍中の皆さんの仕事も垣間見れたので,収穫はあったんですけどね.