12月6日は,娘の誕生日.おめでとう!
同じ今日のこの日に,友人の息子が生まれた模様.おめでとう!
同じカンパニーのメンバー2人も,6日が誕生日.おめでとう!
僕は,金沢で「true」のアップデート中.夏以来のメンバーが集合.
http://www.kanazawa21.jp/theater21/2007/true/index.html
佳境ですが,4日間の更新期間で,さらに作品がパワーアップ出来そうな感じ.
金沢の会場も,お勧めです.まるで,会場にあわせて「true」を作ったかと思うほど,ぴったりおさまっている.しかも,客席が近くて,何処からでもディテールが見えるので,この作品にはうってつけ.
おまけに,蟹も魚も美味しいです.
皆さまぜひご来場を,お待ちしています.
true at Yokohama
金沢21世紀美術館公演,無事終了.一晩京都に帰って,横浜へ.
今日,仕込み初日,何とか終了.もともとは劇場じゃない建物だけに,いろいろ障害も多いが,テクニカル・スタッフの方々が責任感も有り協力的で(つまり,プロフェッショナル),何とか乗り切れそうな予感.
皆さん,ぜひ横浜に観に来て下さい.ネタバレ写真を公開しつつ,宣伝です.
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true / 本当のこと
12月14日(金)ー 12月16日(日)
Red Brick Contemporary Dance File 2007
プログラミングとテクノロジーが、身体表現にあたえる新しい可能性
振動子+LED+センサー+映像+サウンド
振付・出演: 白井剛 (AbsT/発条ト)
振付・テクスト・出演: 川口隆夫 (Dump Type)
ディレクション・照明: 藤本隆行 (Dump Type)
音響・映像・ビジュアルデザイン: 南琢也(softpad)
音響・振動・システムデザイン・プログラミング: 真鍋大度
映像・プログラミング: 堀井哲史(rhizomatiks)
機構設計: 齋藤精一(rhizomatiks)
デバイスプログラミング: 石橋素(DGN)
センサーシステム: 照岡正樹(VPP)
衣装デザイン: 北村教子
プロダクション制作: 高樹光一郎(Hi Wood)
■日時:平成19年
12月14日(金)19時30分
12月15日(土)14時・19時30分
12月16日(日)14時
*開場は開演の30分前
■料金:前売一般¥3,500・学生¥3,000 / 当日¥4,000 *全席自由
*横浜赤レンガ倉庫1号館・チケットぴあ・JCDNダンスリザーブ・ハイウッド
*未就学児はご入場いただけません。
*公演の一部に強い光の明滅があります。光刺激に弱い方はご注意ください。
■お問合せ:
TEL : 045-211-1515(横浜赤レンガ倉庫1号館)
03-3320-7217(ハイウッド)
URL:http://www.yokohama-akarenga.jp/hall_space/calendar0712.html#3
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メールもらえれば,まだ席の確保は出来ます.
よろしくです.
After Yokohama
true@横浜赤レンガ公演が無事終わって,京都に戻る.
来て下さった皆さん,ありがとうございました.
YCAMからも,金沢や横浜に来て頂いて,とても心強かったです.まだまだ変わり続けるであろう作品なので,初演を観ている人から話を聞けると,いろいろ参考になるし励まされもします.
ところで,その9月の初演時に,詳細な取材を受けた「ステージ&ライティングの現場」という,リットーミュージックムック本が発売されました.いったいどれだけ売れるのでしょう?という,マニアックな本ですが,trueのシステムがかなり詳細に載ってます.僕もインタビューを受けたのですが,打ち上げ翌日の二日酔いと解放感がごちゃまぜになってたようで,話さなくてもいいような事までかなり喋ってます.
関係者の方に聞いたら,trueの製作が決まって東京で開いた記者会見に行って,この本への掲載を考えたとか.何事も,やってみるもんです.
もし本屋で見かけたら,たぶん貴重だと思うので,手に取って見て下さい.
Preparing to USA
「true」金沢・横浜が終わってから,ずっと図面を描いている.1月からのEa Solaアメリカツアー.
かなりコンディションの違う劇場7ヶ所での公演なので,一つずつ細かな打ち合わせをしなければいけないのだけれど,もういまはクリスマス.その前,僕が金沢に出かける前は,感謝祭だったのだあの国は.
余裕のある暮らしは,出来た方がいいと思うけれど,休んでばっかしじゃん.しかもねぇ,決まったルールには厳しい.公演の一月前には,確定図面が必要,というのはまあもっともだけれど,感謝祭だ,クリスマス休暇だというのは,こっちの知ったこっちゃないのに,休みの前には図面が出ていないと困るというところ多し.
ちみんとこの国のルールが全世界共通だと,なぜ思う...僕は別に,感謝祭もクリスマスも,関係ないぞ!
ぎりぎりまで描けなかった僕が悪いんですけれど.
横浜が終わってから,めずらしく作品の評判が気になって,ネットで「true」を検索してしまう.公演後に集まったアンケートが,少なかったせいだろうか.
そういえば,昔は公演後の感想を,ネットで探すなんて出来なかったのだねぇ.「S/N」を公演していた頃にブログがあったら,果たしてそれは公演を続ける力になったんだろうか?
ヒトはよほどの事がない限り,作品を全否定するような意見を書かない,普通は...
それはたぶん,パフォーマンスを観に劇場に出かける,という行為自体で,大きな選択が行われているせいだろう.否定的な意見があったとしてもたいていは,「あまり心に響かなかった」,というようなコメント程度.観に来る時点で,みんな舞台作品に,何がしかの思い入れがあるのですよ.
そういうのを超えて,その人の存在の基礎みたいな所に触れる作品,というのは,自分がどういう状況にあれば作りえるのだろうと,めずらしくまじめに考えてしまう.普段,劇場に足を運ばないような人達までが観に来てくれる,というような状況は,作品次第では訪れるのだろうか?
そもそも,舞台を観に出かけるというのが,かなり特殊な状況という現状は,いつから始まったんだろう?昔のヒトは,少なくとも1年に1度か2度は,祭事の際に舞台作品を観ていたのじゃないだろうか.
そこで自分の感覚や存在を見つめ直す,という行為があるとすれば,「true」も良い線いってると思うのだけれどなぁ.