みなさん,お元気ですか.
ようやく暖かくなってきたと思ったら,一気に桜が咲きましたね.
僕は,今年は自宅のある京都の桜ではなくて,東京の花を見ています.今週10日の金曜日から始まる,川口隆夫のソロ公演のために東京入りして,もうはや1週間が過ぎました.
南青山の小さなギャラリーでの公演と展示ですが,なかなか贅沢な感じで,劇場とは違った面白さがあります.(詳しくは,下記をご参照下さい.)
まだ少しは席に余裕があるので,皆さまお誘い合わせの上,ぜひ遊びに来て下さい.僕も,全日会場にいます.
この情報も,転送大歓迎.
ではでは,南青山のvoid+でお待ちしています.
藤本隆行/kinsei
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void+より、川口隆夫のパフォーマンス『a perfect life』のお知らせです。
いよいよ今週金曜日から川口隆夫 “a perfect life”が上演開始!
当日券もございますので、皆様お誘い合わせの上お越し下さい。
4月10〜18日まで、川口隆夫 作・出演によるパフォーマンス、『a perfect life』を 上演いたします。
2008年からスタートしたパフォーマンスシリーズ『a perfect life』は、「自分のこ とについて語る」をテーマに、川口自身の身近な出来事を取り上げ、各会場の特徴を 構成の中に取り込んだパフォーマンスです。
初回は昨年5月シカゴのディポール大学学 生会館ロビー、2作目は昨年8月、ベランダから広々とした隅田川を望むギャラリーで 行いました。
そして3作目となる今回は、void+の真っ白い空間にて昔の恋人との関係 をテーマに取り上げます。
ダムタイプの藤本隆行を迎え、LED照明を用いてのインスタ レーション作品の展示とパフォーマンスの2つで展開します。
スペースの関係上、ご予約は各回25名様までの受付です。
ご予約はメールにてお願いいたします。
info@voidplus.jp
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『a perfect life』
installation & performance
私自身について語ろうと思う
普段の生活 身近な出来事 家族や友人たち
私の生活の細部が世界の諸相を映し出す
そのために私はいったい何をどのように
話し始めればいいのだろうか
[今回の perfect life]
恋人と別れて12年という歳月が過ぎた/自分からきっぱりと別れを告げたはずが/それ から一ヶ月間涙が止まらなかった/その彼と過ごした5年間という時間を/今この場所へ とたぐり寄せてみる
とっくに清算したと思っていた昔の恋人との関係が、果たして今のどんな自分を構成 しているのか。少し長い時間をまたいで、当時の二人を知っている人たちへのインタ ビュー、そしてそれを知らないカウンセラー的第三者との対話を通して、暴露と再構 築を試みよう。void+での今回の公演は、隣接する真っ白いキューブ空間でインスタレー ションとパフォーマンスのパラレル・プレゼンテーション。
[日時]
2009.04.10 (金) – 18 (土)
火 – 金: 20:00〜
土: 15:00〜、 20:00〜
日月: 休館
(展示 14:00〜22:00)
[会場・お問合せ]
void+ 東京都港区南青山3-16-14 1F
tel 03 5411 0080
http://www.voidplus.jp/
[チケット]
2500 yen (1ドリンク付)
各回25名限定 要予約
予約 info@voidplus.jp
[キャスト・スタッフ]
作/出演*川口隆夫
照明*藤本隆行
舞台*三津久
宣伝美術*モリデザイン
機材協力*カラーキネティクス・ジャパン株式会社
主催*void+
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[『a perfect life』 軌跡]
CHICAGO 2008.05
シカゴ・ディポール大学にてVol.1。場所は学生会館の吹き抜けロビー。学食や相談窓 口が並び学生の日常機能が詰まっているその中に非日常的なスポットを作ろうと思っ た。天井から大きなスクリーンを吊って映像を写し、観客は床に寝そべり見る。ダン スの癖、うるさい呼吸、苦手な持久走など自分のカラダのことを縦糸、ミシガン湖の 景色を横糸に、学生や教員、アーティストとの恊働を通じて、語り、ダンス、映像、 サウンドで1時間を構成
SUMIDAGAWA 2008.08
首から肩、指へと痛みが走る、アパーフェクト(非完璧)なカラダ。<ギャラリーマキ> のベランダから望む広々とした隅田川の流れ。その空間を小さなカラダと小さなギャ ラリーの中へ引き込みたいと思った。まずはジョギングへ。ギャラリーで待つ観客は 携帯につながったPCから実況中継を聞く。到着し横たわったカラダの汗で床に隅田川 の地図ができる。痛みの筋を追うように、走った隅田川沿いの経路をカラダでなぞる。 その水は、同じ痛みを煩う母やマッサージの先生の話から、水乞いをする旅人の話を 辿って、隅田川から地球の中心を通り、イグアスの滝へと流れて行く
次回『a perfect life』
2009. 08 東京・日暮里
[川口隆夫の今後の予定]
2009. 05 リサーチクリエーション『ReAction』 東京・森下スタジオ
2009. 06 レジデンス<Pointe to Point>リスボン
2009. 08 『trueー本当のこと』 東京
2009. 09-11 『true—本当のこと』EU &ブラジルツアー
2009. 11-12 ダムタイプ『ヴォヤージュ』EUツアー
2010. 01 コラボレーション with Dick Wong +今泉浩一
void+ presents “a perfect life” by Takao Kawaguchi from April 10th 18th, 2009.
“a perfect life” is an on going series of performance Kawaguchi has created with collaging text, films sounds and dance, and each version of this series he tells different episode based on his private experiences. Kawaguchi will assemble an installation work and performance using catwalk like stage build inside void+,Takayuki Fujimoto from Dumb Type will be collaborating on lighting design.
RSV- mail only: info@voidplus.jp
Choreographed and Performed * Takao Kawaguchi Lighting Design * Takayuki Fujimoto Stage * Hisashi Mitsu Flier Design *Mori Design Lighting Instrument Support *Color Kinetics Japan Inc.
Organized *void+
April 10th (Fri)-18th (Sat) *Closed on Mon&Sun
Installation(Free)14:00-22:00
Performance(\2,500 w/one drink) Tue, Wed, Thu, Fri. 20:00- Sat 15:00-, 20:00-
RSV:info@voidplus.jp* seat limit 25 each performance Venue
void+ 3-16-14-1F Minamiaoyama, Minato-ku, Tokyo 107-0062
Contact
void+
03 5411 0080
info@voidplus.jp
Takao Kawaguchi
A performer and choreographer based in Tokyo. From 1991 to 1995 he, together with Atsuko Yoshifuku, ran the independent dance group, ATA Dance.
In 1996, he joined the Japanese multimedia performance company Dumb Type and participated in OR, memorandum and Voyage. He has also been active in independent solo projects since 2000. His recent works, characterized by collaborations with sound/visual artists who uniquely combine and synchronize the elements of light and sound, include Di Que No Ves (Say You Don’t See) (2003), D.D.D. -How many more times will my heart beat before it
stops?- (2004), Tablemind (2006) and Good Luck (2008). Currently, Kawaguchi is also involved in other projects including true – a new light, sound and dance performance, a collaboration with Japanese contemporary dancer/choreographer Tsuyoshi Shirai and Dumb Type’s lighting designer Taklayuki Fujimoto using the new LED lighting technology. Kawaguchi is also working on his solo, site-specific performance series A Perfect Lifewhich began last year in Chicago in May 2008, and continued in Tokyo on the Sumida River, in August 2008. Next Perfect Life will be in August 2009, in Nippori, Tokyo.
Apart from the performing arts, Takao Kawaguchi was the director of the Tokyo International Lesbian and Gay Film Festival from 1995 to 99. in 2003, he translated into Japanese UK’s openly gay experimental filmmaker Derek Jarman’s essay on colors Chroma which he wrote just before he died of AIDS in 1994.