あっという間に8月です.
ブログの更新ができないのは,自分に余裕がないからだということを実感しています.
困ったなぁ.
そういいつつも,「true/本当のこと」東京公演です.劇場に入るのも久々です.ギャラリーとか大学とかでLED照明は使ったりしてるのですが,劇場仕事は2月のフランス以来かも.わくわくするねぇ.
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「true/本当のこと」東京公演
会場:シアタートラム http://setagaya-pt.jp/
2009年8月
6日(木)19:30開演★a
7日(金)19:30開演★b
8日(土)15:00開演/19:30開演★c
9日(日)15:00開演
公演後,アフタートークを行います.
★a:佐々木敦(批評家・HEADZ)×藤本隆行×齋藤精一
★b:伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)×日玉浩史(ダンサー)×川口隆夫×白井剛
★c:MIKIKO(Perfume 等を手掛ける演出振付家)×真鍋大度×石橋素
http://www.true.gr.jp
問:ハイウッド tel 03-3320-7217 true.tokyo@gmail.com
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ちなみに,6日はもうほぼ売り切れました.ありがとうございます.でも,8日・9日の15時からの公演は,まだまだ余裕があります.みなさま,もしこの時期に東京に居られるなら,観に来て下さい.
そうそう,5月に受けたインタビューが,ちゃんとまとめられてwebにアップされました.しかも和英バイリンガルです.すごい.
長々と話したのをまとめてもらっているので,話し過ぎてる部分や足りないところなど,会話ではサラッと流せても文字になると気になる点はいくつかありますが,それでもこんなにきちんとまとめてもらえて,どうもありがとうございます.
http://performingarts.jp/indexj.html
このページの写真を見て,自分はひょっとしたら桂文珍師匠に似ているのでは?ちょっと思いました.
A Perfect Life at d-soko Theater by Takao Kawaguchi
true/本当のこと@トラム公演には,とても沢山の方に来ていただきました.ありがとうございます!
それで,true公演最終日翌日に,A Perfect Life仕込みの為にd-倉庫入り.なんて,チャレンジングなスケジュール.素敵.
メインのタカオちゃんも含めて関わっている全員が,昨日の初日本番で初めて作品の全容をつかむという,まあ予想通りの展開でスタートした本公演ですが,今日と明日夜のあと2回あります.
http://kawaguchitakao.com/news/index.html
trueの中で,手書きの文章をプロジェクションしているところがありますが,あの書いてある文章の中身も大事なのだけれど,手書きの思考の痕跡というか,文字を消したり加えたり,のたくったり飛んだりするのが文意と同じくらい重要で,しかもおそらくその言語のネイティヴな使用者でないと,それらが読み取れないところが面白くて,その言語を知らない人にとっては,まったく何も意味が読めない落書きでしかないのが,面白いと考えています.
なので,あのパートは各公演地の劇場の人に「個人的な色の記憶」に関して,各国で書いてもらっています.
と,何の説明かというと,その手書きの文章みたいな作品です.今回の,「川口隆夫:A Perfect Life@日暮里d-倉庫」.
もともとこのシリーズは,そういう感じの作品だと思いますが,僕が前回初めてかかわった3作目より,今回の方がそういう思考の痕跡をたどるような作品という感じが強い.
もしお近くにお住まいで,今晩か明日の晩お時間のある方,よかったら観に来て下さい.
「true/本当のこと」と,かなり違った川口隆夫が楽しめます.
LIGHTS with [ ]
ちょこっと縁があって通っている,京都造形大_空間演出デザイン3回生の,LED照明を使ったパフォーマンス作品の発表が,9月4日の夕方にあります.
http://kukan.tv/modules/news/article.php?storyid=227
3回生3チームの発表と,僕のチームの発表.
■2009年9月4日(FRI)
■OPEN-16:45 / START-17:00
■Galerie Aube(ギャラリーオーヴ)
4作品とも各10分以内.生徒の授業発表なので,無料の公演です.
僕は実は授業にかこつけて,来年度制作予定のパフォーマンスの試作をしているので,発表の最後に,Monochrome Circusのダンサー・振付の森裕子さんたちと作った10分のダンスをみせます.
LEDや秘密の小道具の椅子,それに衣装まで,いちおういま考えている要素のプロトタイプは,すべて盛り込 んであります.そして音響は,Dotsメンバーの古舘君.
お時間のある方のない方も,よろしかったらぜひ観に来て下さい.
本当は自分のパートの宣伝をしなければいけないんでしょうが,生徒の作品もなかなか侮れません.
ぶっちゃけ言ってしまえば,前は経験値が必要だった舞台照明のいろいろな要素がデジタライズされると,照明効果の部分は.経験値より感性勝負になるということだと思うのですが,その点,学生たちは結構善戦してると思います.
とりあえず,いくら言葉を尽くしても,こういうのは観ないとわからないので,4日午後5時にはぜひ造形大Galerie Aubeに!