Upright two-wheel running

昨夕,6歳弱の娘が,初めて近所の公園を自転車で,補助輪無しで独立で回周した.
補助輪をはずしてからはや数ヶ月,保育園に通う彼女と共に,自転車を抱えて公園に通う時間がなかなかとれず,ようやく一緒に行った一昨日までは,まだ数メートルしか自律走行できない彼女の,やれハンドルを持てとか,後ろから押せとか,肩を持てとか側を離れるなとか,いろいろな無理難題に翻弄された.
それが,昨日公園で,危なっかしくフラフラしながら直線10mほどを走り切ったと思ったら,それからモノの数十分で,公園一周を独力で回り切った.
さらにもう数回並走した時点で,彼女は危なげにハンドルを取られても自律軌道修正し,次には余裕綽々で「父ちゃん,もう横走らんでもいいで」とのたまう.
その十数分で娘の中に起こった変化は,言語で説明は難しい.彼女は,言葉で説明できるような身体操作を,自ら意識して行ったわけではないので...
何だかね,ありきたりな言いようですが,すべての個体が奇跡というか.
娘にしても,5年10ヶ月ほど前は目に見えないほど微細な遺伝情報だった.
実際僕は,精子も卵子も単体で見た事はない.それが,環境因子の影響は絶大だとは言えるけれど,それでも僕の遺伝情報と妻の情報とをかっきり半々に合わせ持った彼女が,6年弱で自転車に乗れるまでに大きくなったというのは,単純にすごいなと思います.
だって,生まれる前は,本当に形もなかったんだから!(当たり前だけど)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です