昨日、福島第一原発に関して、精力的に発言し動いておられる、木下さんと話す会に行って来ました。
その中で、いろいろな話は聞いたのだけれど、一番耳に残ったのが下記の話。こういう話が一番かと、怒られそうな気もするが・・・
官僚や政治家が、事実を隠蔽してもそのうち必ずバレる、改竄などすれば、バレた時の罪がより大きくなる。じゃあどうするか?「調べない」、知らなければ、隠す必要も誤摩化す必要も無い。
う〜ん、いや何と言いましょうか、無知を笑うような、あきれるような態度ではいけないのだ。それだと、相手の方が一枚も二枚も上手だ。
あと、個人的にシビアだったのは、関西電力の原発依存度が日本で一番高いという事実。
これは、知ってはいたのだけれど、改めて確認するというか認識すると、かなり重い。2位の四国電力が53.4%で関西電力は53.6%。
このパソコンも、部屋の明かりも、半分以上は原発で作ったエネルギーで動いているわけだ。依存度が高いということは、転換できたとしても時間がかかるし、最後まで残る確率が高いということだ。おまけに、福井の原発銀座から、近畿の水がめ琵琶湖までの距離は20km程度。
しかし、やはり考えるにつれて、僕には問題はいまの原発事故問題だけにはとどまらない。
仮にこの先事故が無く、最大限健全に原発が動いていたとしても、そのために出る使用済み核燃料や破棄物は、いまの僕らの手に余る。
自分では解決できない問題を作り続けて、いまの栄華を誇るというか快適性を追求するというのは、それを個人でやった場合、僕にはどう見てもカード破産者などのちゃんと計算のできない問題のある人か、キチガイにしか思えない。
これだけ原発を使っていても、いまだ(核の)ゴミ処理をできたところは地球上に無いのだ。それでは、未来に顔向けができない。そういう挟持が、国の指針を考えるところに残っていないというのが、もっとも問題だと思う。
TPAM in Yokohama Summer Session 2011
バタバタしているうちに、2ヶ月が過ぎました。
その間に、引っ越しして、家の改装をして、それ以外にもいろいろありましたが、書く時期を逃してしまいました。
で、8月6日に、こういうのに喚んでもらって話します。
http://www.parc-jc.org/event_tpamiyss2011.html#s3
僕が参加するのは、8月6日13時からのセッション3:「舞台技術の現場から」です。
こういう場に喚んでもらえて話せるのは、ありがたいです。何処まで、テーマに沿った話ができるのかは、難しいところですが・・・
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TPAM in Yokohama Summer Session2011
国際舞台芸術ミーティングin横浜サマーセッション
2011年8月5日(金)~7日(日)
ヨコハマ創造都市センター(YCC)3F
参加費:3日券 1000円 / 1日券 500円(要事前予約・定員になり次第受付終了)
開場:各回の30分前
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8月5日(金)
16:00~18:00
◆セッション1:「東日本大震災を受けて中間支援組織が行っていること」
モデレーター:坂田雄平(Arts Vision Network 311 事務局長)
参加予定:メセナ協議会、アートNPOリンク、Arts Vision Network 311 他
19:00~21:00
◆セッション2:「俺は演劇だと思ってやっている」
スピーカー:坂口恭平(作家・アーティスト)
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8月6日(土)
13:00~15:00
◆セッション3:「舞台技術の現場から」
スピーカー:藤本隆行(インディペンデントディレクター/照明デザイナー)、
堀内真人(KAAT神奈川芸術劇場技術監督)、遠藤豊(ルフトツーク)
15:30~17:30
◆セッション4:「<表現>としてのデモ」
スピーカー:宮沢章夫(劇作家・演出家・小説家)、三田格(評論家)
モデレーター:桜井圭介(音楽家・ダンス批評家・吾妻橋ダンスクロッシング主宰)
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8月7日(日)
11:00~13:00
◆セッション5:ディスカッション「舞台芸術制作者が求めるネットワーク」
コーディネート:ネビュラエクストラサポート、国際舞台芸術交流センター
15:00~17:00
◆セッション6:「原子力発電所の『事故』とは何か?」
スピーカー:後藤政志(芝浦工業大学非常勤講師)、鴻英良(演劇批評家)
モデレーター:丸岡ひろみ(国際舞台芸術交流センター)
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【お申し込み方法】
要予約、当日清算。
1日券(500円)は予約時にご指定いただいた日のみ有効です。
3日券(1,000円)は50枚限定。
定員150名。定員に達し次第受付を終了させていただきます。
以下の内容をss2011@parc-jc.org宛てにEメールでお申し込みください。
1)お名前(フリガナ)
2)ご所属
3)連絡先(当日つながるもの)
4)E-mailアドレス
5)3日券/1日券どちらをご希望か(1日券ご希望の場合は日付もご指定ください)
【会場】YCCの地図 別途送付します。
ヨコハマ創造都市センター(YCC)3F
〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1
●みなとみらい線「馬車道駅」1b出口[野毛・桜木町口(アイランドタワー連絡口)]
●JR・市営地下鉄「桜木町駅」徒歩5分
●JR・市営地下鉄「関内駅」徒歩7分
*駐車場はございません。近隣の有料駐車場をご利用ください。
【お問い合わせ】
PARC – 国際舞台芸術交流センター
Tel: 03-5724-4660
Fax: 03-5724-4661
Email: info@parc-jc.org
主催・企画・制作:PARC – 国際舞台芸術交流センター
共催:財団法人横浜市芸術文化振興財団
助成:横浜市マザーポートエリア活性化推進事業
後援:横浜市文化観光局
ヨコハマトリエンナーレ2011連携プログラム
■関連イベント
サーカムスタンス『サトルモブ:これが最後であるかのように』
Circumstance “as if it were the last time (a subtlemob)”
英国のアーティストユニットのサーカムスタンスによる街を舞台にした観客参加型のパフォーマンス。
参加者は、事前に指定されたウェブサイトからMP3のサウンドトラックをダウンロード。
イベント当日、地図に示された場所にいき、サウンドトラックを再生すると、物語がスタートします。
参加者ひとりひとりが物語の主人公となり、日常の光景の中で映画のような体験を生み出すという新しい形のパフォーマンス。
日時:8月6日(土)18:30~ 横浜市内某所
参加費:無料
主催:ブリティシュ・カウンシル、急な坂スタジオ、STスポット
共催:横浜市
ヨコハマトリエンナーレ2011連携プログラム
*詳しい情報と参加のお申し込みはこちら http://subtlemob.com/
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Schedule from September
昨日、せっかく木下黄太さんの、京都での公演会があったのだけれど、残念ながら参加できなかった。
10日は、東京であるそうです。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927
ネットでの情報収集も大事だけれど、直接話を聞いてみると、また新たなリアリティが重なってきます。
さてそれで、放射能はもちろん気になるが、それでも日々の暮らしもあるので、9月からの予定です。
9月18日(日) 新作能「水の輪」公演@近江八幡(滋賀)
下記ページ下の方に、公演の紹介が載っています。
http://www.omi8.com/topics/h-matsuri.htm
10月7日(金)~ 9日(日)スマートイルミネーション横浜(横浜)
http://www.zounohana.com/event/post_33.html
10月12日(水)~ 14日(金)デジタル・ライティング・パフォーマンス「lost 01/03」@VOICE gallery(京都)
各回30席限定、お待ちしています。
http://lost0103.jimdo.com/
10月22日(土)「Node /砂漠の老人」@新・港村(横浜)
来年制作予定の新作のキックオフトライアル
http://www.kazuoohnodancestudio.com/japanese/perform/kof2011.html
10月30日(日) 新作能「水の輪」公演@山本能楽堂(大阪)
今年の「水の輪」公演は、近江八幡>大阪>ブルガリアと続きます
http://www.noh-theater.com/tokuinoh.htm
どれも大事な仕事ですが、特に京都での「lost 01/03」、小さな公演ですがお時間の許す方はぜひおいで下さい。お待ちしています。
Mizuno_Wa at Oumi Hachiman 18 Sep.
何とか、雨やまないものでしょうか。当日雨天だと、残念ながら中止です。
このページの下の方に、何となく紹介載ってます。
http://www.omi8.com/topics/h-matsuri.htm