14-26

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一昨日と昨日の2回,京都は吉田神社の節分祭に行く.
大晦日から新年にかけて,ウチの近所の平安神宮の参道は,数々の出店で賑わうが,吉田山の節分祭はそれ以上である.しかも参道から坂を上がって,火炉祭のあるエリアを過ぎ,上の日本各地の神社の総元締めみたいな神社に至るまでの山道は,非常に風情もあるし,夜が更けても人が繰り出していて,面白い事この上ない.
炭焼きの鰯にかぶりつきつつ日本酒でも飲めたら最高なのだが,娘を抱えつつのお参りの上,あまりの人出に,酔っぱらうのは断念.ついでに言えば,火炉に火が点く23時までウロウロするのも,同行の妻はともかく3歳の娘と70歳のお婆には無理そうだったので,おとなしく22時前に家に帰る.しかし,去年は京都にいなくてお参りすらできなかったので,それから思うと満喫しました.それに,年々少しずつ娘の成長にあわせてお参りの時間が火炉の点火の時間に近づいていくだろうから,それも楽しみである.(実際今年は土曜が火炉祭だったので,ちょっと危険を感じるほどの人出でした.)
で,翌4日の今日は,一路シンガポールへ.
タイトルの14-26は,京都とここの最高気温.しかし,覚悟していたほどには暑くない.むしろ初夏の気持ち良さが先に立つ.
今回は,3月末の公演の為のワークショップ.
この「ワークショップ」という言葉は,英語の便利な言葉で,いろいろ使われすぎていて意味がとりづらいが,今回は製作メンバーの顔合わせとミーティング.一週間強の滞在でいったん日本に帰り,次は3月に本製作と公演に来る.
宿泊は,この公演のオーガナイザーであるTheatreWorks所有のアパートメント.公演は,彼らのスタジオである「72-13」.
日本には,公共の劇場はいっぱい建って,良いカンパニーだっていっぱいあるかもしれないけれど,そのどれひとつとして,こういう制作環境は持ててないよなぁ.平等に,薄ーく,広ーく,サポートします,という日本の現状との差を感じるなぁ.
写真は,今居るアパート.

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