
早朝6時50分のフライトでストックホルムからパリへ飛び,空港で4時間半待って日本へ.
まだ桜が咲いていて,しかも良い天気.美しいなぁ.
でも夜には花粉症で鼻がずるずるいいはじめる.グァバ茶を飲んだら,だいぶんましになった.
ちょっと愚痴.
CDG空港の,ゲートが並んでいる箱船のような巨大な空間で,待つことに厭きたのか日本のおばちゃん達が,宴会芸のようなことをやりながら,ぎゃはぎゃは騒いでいた.楽しそうなのは悪い事じゃないし,別にじーっと大人しく座っていなきゃいけないわけでもない.たまのバケーションだしね.
でもねオバチャン,あなた達だって日本では,周りを一切気にかけずに一心不乱に地下鉄の中で化粧する娘さんや,通行人を気にせずコンビニの前に座り込む少年達に眉ひそめてない?
何で,言葉が違ったり自分があまり来ないような場所だと,周りの人を人とも思わなくなるかなぁ?
帰ってテレビをつけたら,北京の対日デモのことばかり目についた.
確かに,あまりいい気はしない.でも,彼等がなぜ怒っているかについては,通り一遍の説明だけで,よく分からない.どうも日本のメディアは,「理不尽なデモ」という印象を,僕たちに与えたがっている感じを受ける.
他にも韓国との「島」の問題や,その他色々なことが一気に出てきてるけど,なんだかなぁ.
「周りは敵だらけ」って印象を強くして,「自衛隊をきちんと軍隊にしよう」という方向に世論を持っていきたい人達が,アメリカのネオコンみたいに,日本政府の何処かに存在してるんじゃない?