Bon Odori

Refined Colorsの稽古が終わって家への帰りしな,近くのグラウンドに提灯が見えた.気がつくと,浴衣姿の人がポツポツまとまって歩いている.そうか今晩か.
なぜだか理由は知らないが,「江州音頭フェスティバル」の京都大会が,毎年近所で開かれる.遠くから和製レゲエのようなリズムを聴いたり,提灯の明かりを横目で見ながら自転車で通り過ぎたり,気になってはいたものの,参加することのなかった夏祭りである.
このところ娘にあわせて19時には夕食をとる生活なので,その後にちょいと3人で盆踊りを見に/踊りに行くくらいの時間はある.あまり遅くなると,娘が眠くて大変なことになるが...
会場には十数名が輪になって上で踊れるような,大きな櫓が組まれて,渋いオッちゃんの歌声がループするリズムにのって響き渡っている.まったりとした熱気といい,保存会という名目でチームを組んだオジ・オバちゃん達の気合いの入った浴衣といい,何とも南国,キリキリした今の日本の日常から何処かに飛ばされたようなトリップ感がある.
見よう見まねで,グランド3周くらい輪に入って踊る.最後の方は,人波にも慣れたのか,娘もリズムに合わせて身を振りながら,歩き回っていた.
もし来年また参加できるようなら,浴衣くらい着ていきたいもんである.
ニッポンの夏でした.

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